追い出された鬼はどこへ行く?
今週のお題「マメ」
もうすぐ節分ですね。
毎年節分で豆をまくというご家庭は、一体どれくらいあるのでしょうか。
私が最後に節分をしたのは、小学生くらいだったと思います。
それ以降はやらなくなりました。家族みんながめんどくさく感じてたのかもしれません。私もそうでした。
それに、なにより「鬼は外、福は内」という考え方が嫌いだったからです。
だって、そうじゃないですか。自分の家の中が福で満たされているなら、家の外に鬼がうじゃうじゃいても構わない、みたいな、究極の自己中文化。
今週は「豆」のお題だったので、改めてこの節分について調べてみました。
追い出された鬼はどこへ行くのか
追い出された鬼は、一体どこへ行くのか、と疑問になった私は、調べてみることにしました。ずっと街中をうろうろしているのだろうか、それとも、山とかに帰って鬼のパワーを蓄えて、また隙を見て人々の家に入っていくのだろうか...
調べてみると、どうやら「鬼」は目に見える鬼の事ではないようです。
では、鬼とは何のことなのか。ずばり、「人の心に棲む悪い心」の事のようです。
節分では、邪気を払えると言われている大豆の力を使って、人々の心に棲むこの悪い心が暴れまわらないようにするための儀式みたいなものなんだとか。
目に見えないとはいうものの、その悪い心は追い出されてしまっているのだから、どこかしらに行っているはずです。節分の後の鬼たちは一体いずこへ行くのか…
鬼たちはそのまま放っておくと、心の弱っている人や、良からぬことを考えている人の中に入っていくようです。ほら、やっぱりね。自分たちが幸せになるために、他の人が不幸になってるんじゃない!
落胆した気分で調べていると、神奈川や奈良、群馬に節分で追い出された鬼たちを引き寄せて、改心させるお寺があることが分かりました。さらに、節分の前夜にも鬼たちを呼び寄せているお寺があるそうです。これは、ありがたや、です。
調べてみると、思ったより悪い文化じゃなさそうですね。
久しぶりに、してみようかな、豆まき。
ですが、ここで問題が。
まいた豆、みんなどうしているんでしょう。
食べる?捨てる?やるからには、きちんと処理したい。
気になった私は、もう少し調べてみることに。
結論:外向きにまいた豆は捨てる。室内にまいた豆は食べる
だそうです。
でも、床に落ちた豆、食べたくないですよね。
事前にキレイに掃除してても、なんかやだ。
そんな私たちに、朗報です。
そう、個包装された豆をまけばいいのです。なんて画期的。
ではさっそく、豆の準備をしましょう。
価格:1,080円 |