じんわりと口の中に血の臭いが……。緊張しすぎて本当に病院送りになるところでした。
今週のお題「試験の思い出」
試験の思い出、思い出という温かいものじゃなかったです。
大学受験の時、Fランと言われるような私立大学を受験した時のことです。
試験の成績が良かったら補助金(数十万とかですが)貰えるというのもあり、試験に合格するのは勿論、「良い点を取らないといけない」というので頭がいっぱいでした。
「自分は今まで真面目に頑張ってきたし、いつも通りにやっていれば大丈夫。過去問もしっかりやってきたし!」と意気込んでいたのですが、いざ試験が始まるとだんだん緊張が。
得意だったはずの現代文も、周りがページをめくる音などで焦り、全然頭に内容が入ってこない。
時間も、刻一刻と過ぎていく。どうしよう。試験を受けるためにわざわざ沖縄から飛行機に乗って、ホテルも予約して、高い試験料も収めてここまでやってきたのに。
受からなかったら、もう私の人生が終わってしまう。
私は学生の頃、極度に緊張すると口の中の頬っぺたの内側の肉を噛む癖がありました。追い詰められた私は、痛みを感じて焦りを抑えるために思いっきり口の中の肉を噛んでいました。
緊張が限界を通り越していて、どれだけ強く噛んでも、痛みを感じませんでした。そして、本能的に「これ以上噛んだら嚙み切ってしまう!」と思って我に返り、やめました。
8年前のことですが、今でもはっきり覚えています。左側の内側の頬。
じんわりと血の臭いがして、舌で触ると歯形もくっきりついているようでした。
試験後、鏡を見ると内出血になっており、しばらく痕が消えませんでした。
あのまま噛み切ってしまっていたら、と思うとぞっとしますw
結果は……
無事に受かりました。成績優秀者で奨学金を貰う権利を受けましたが、それよりも離島からの補助金の方が高額だったのでそっちを取ることに(併用はできなかったのですw)。
それでも、在学中も成績が良かったので、補助金みたいなのを半年に1回貰っていました。根が真面目で勤勉な自分に感謝です。
それでも、大学生の時の自分にはもっと節約しといてほしかったよ!って言いたいですが。
皆さんの試験の思い出も聞いてみたいです!コメントお待ちしています♪