やりたいことリスト100達成の為のブログ

半分しか水がないって思っちゃう方の性格です

身の回りに起こる事全てに意味がある―あなたは過去に戻りたいですか?―

どんな些細なことでも

昨晩はなかなか寝れず、結局寝たのは早朝4時過ぎでした。

夜勤ばかりしていると、夜中にご飯を食べたり起きたりするのが当たり前になってしまいます。

 

特に昨日は覚醒していて、夜中の2時半に近所をお散歩しました。

第一回、猫さん探しです。

近所でたまに猫さんたちが集まって集会をしていることがあるので、もしかしたら夜中に私もその集会に参加できるかもしれないと思い、辺りをうろうろしていました。

 

こんな時間だからお巡りさんに何か言われるかもと思い、ちゃんとマイナンバーカードを携帯しました。

 

結局、猫さんたちにもお巡りさんにも遭遇しませんでした。

 

でも、みんなが寝静まった夜中に外の風を浴びるのは心地いいものです。

海外だったら、きっとこんなことはできないんだろうなあ、と比較的安全な日本に感謝です。

 

そんなこんなで自宅に帰って就寝。

すると翌朝、奇妙な音で目が覚めました。

 

「グー」と「ブー」の間の音で、等間隔にどこかから鳴る音がしていました。スマホのアラームなどの機械的な音ではなく、声帯から発せられているような音でした。

 

壁の近くで聞こえたので、もしかすると隣人が手足を縛られて、口もガムテープで止められて、うーうーと転がりまわっているのかもしれない、と一瞬想像しました。

 

よくよく耳を澄ましていると、どうやら鳥の鳴き声のようです。

 

以前まではよく屋根上に来ていた鳩かもしれない。でも、私の知っている鳩は「クルック―」と鳴くぞ?

と思っていると、近くでバサバサッという音が聞こえました。

 

もしかして、と思いベランダを覗いてみると、そこには2羽の鳩が迷い込んでいました。

これまで、屋根上にバタバタ飛んでくることはあっても、ベランダの中まで侵入したことはありませんでした。

 

隣の家とは壁でみっちり区切られていますし、外からこうして鳩が飛んでこないようにネットが張り巡らされているのです。

 

一体どこから入り込んだのか不明です。しかも2羽も。入ったのなら出れるはず、と思い見守っていると、いつまでもバタバタして出ていこうとしません。どこから入ったのか分からない、入ったところから出られなくなっているようでした。

 

ネットをどうにかしてこじ開けると、一羽が颯爽と飛び立っていきました。もう一羽は、いつの間にか入ってきたところと思われる隙間から出ていったようでした。

 

一緒に来たなら一緒に帰っていきなさいよ、まったく。

empty concrete road covered surrounded by tall tress with sun rays

私の人生哲学の一つに、身の回りに起こる事は全てに意味がある、というものがります。今回、こうして鳩がベランダに迷い込んだこともしかり。

 

もしかすると、「もう10時過ぎだから」と神様が鳩たちに命じて私を起こしに来てくれたのかもしれません。けれども、助けてあげたのは私なので、鳩の恩返しを待つことにします。

 

もしも過去に戻れるとしたら、あなたは戻りたいですか?

もしも、あの時、あの瞬間に戻れるとしたら、あなたは戻りたいですか?

 

私は即答で、戻りたくない、と答えます。

大切な人が身の回りで亡くなったりしていないので、こんなことが言えるのかもしれません。

 

ですが、やっぱり身の回りで起きる事全てには、意味があると思うのです。

 

テヘランの死神、という昔話があります。

あるとき、あるお金持ちとその召使いが屋敷に向かって歩いている時、突然、召使いが泣き始めました。

 

聞くと、「先ほど自分は死神にあった。テヘランまで逃げるから、足の速い馬を自分に与えてほしい。」と言います。

 

その金持ちは召使いに馬を与え、召使いはテヘランまで駆けていきました。

しばらくして、金持ちも死神に会いました。

 

金持ちは死神に、「なぜ、私の召使いを驚かせたのだ。」と聞くと、死神はこういいました。

「驚いたのは私の方です。彼とは今日、テヘランで会うことになっているのだから」と。

 

この話を思い出すと、あの時ああしとけばよかった、などの後悔が少し和らぎます。

 

もちろん、あの時ああするより、こうしたほうがもっと良かった、ということはあったりするかもしれませんが、どうあがいたってそうなってしまう時はそうなってしまうのです。

people walking on street during daytime

それに、過去の何かを変えてしまうと、今あるものの全てが変わってしまう可能性がとても高いです。私は、今は色々とストレスを抱えていますが、今の大事なパートナーと出会わない世界線には行きたくないです。

 

第一、高校の苦手な地理や数学ももう一度勉強しなおさないといけないなんて地獄でしかありません。w

 

今がとっても幸せです!っていうほど満ち足りた生活はできていないかもしれないし、他人から見たらみすぼらしい生活なのかもしれませんが、過去に戻れるスイッチが今目の前にあったとしても、私は絶対に押さないと思います。

 

押してしまったら、それまで自分がやってきた全てのことを否定してしまうことになるからです。

toddler's standing in front of beige concrete stair

虐められて毎晩泣いたり、両親が離婚したり、上司と仲違いしたり、キャッシュカードを不正利用されて20万円以上失ったり、悲しいことはそれなりにありましたが。

 

みなさんは、過去に戻りたいと思いますか?

梅雨ですが、ノスタルジックに自分のこれまでを振り返ってみるのもたまにはいいものです。

 

みなさま、良い休日を。お仕事の方、気張らず、頑張っていきましょう。